子どもの目の腫れは小児科?眼科?皮膚科?突然腫れた、目の周りが赤い【医師監修】
公開日:2020-05-08
| 更新日:2022-09-16
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「突然片目のまぶたが腫れた!」
「子どもの目の下が腫れている…。どうすれば?」
子どもの目の腫れの原因別の対処法をお医者さんに聞きました。
病院は何科を受診すればいいかも解説します。
子どもの目の腫れは小児科?眼科?皮膚科?
発熱や喉の痛みを伴う場合は、小児科を受診しましょう。
目やまぶたの症状(腫れ・痛み等)は、眼科を受診してください。
目の周辺の皮膚の症状(カサつき等)は、皮膚科を受診しましょう。
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次から、「子どもの目が突然腫れる原因」ごとに、ママ・パパは具体的にどう判断したらいいのかを解説します。
腫れの原因1. 結膜炎(はやり目など)
結膜炎には、アレルギー性のものや細菌・ウイルス性のものがあります。
細菌・ウイルス性の結膜炎は、人にうつる場合もあるので、注意が必要です。
結膜炎の症状の特徴
- 目やにが大量に出る
- 目の周りのカサつき・腫れ
- かゆみ
- 目の充血
- 落涙 など
結膜炎の対処法
目の周りや手を清潔にして、目を触らせないようにしてください。
目やには小まめに拭きとりましょう。
目やにから感染することもあるので、目やにがついたティッシュはすぐ捨てて手洗いをしてください。
また、発熱や喉の痛みなどの症状が出ていないかも確認してください。プール熱など、結膜炎を伴う季節性の風邪の場合もあります。
こんな症状は病院へ!
結膜炎の症状のみで、痛みやかゆみが強い場合は、眼科を受診しましょう。薬をもらえば数日で症状はおさまります。
目の症状に加えて高熱・喉の痛みも現れたら、小児科を受診しましょう。 鎮静剤などがもらえます。
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腫れの原因2. アトピー性皮膚炎
肌の乾燥状態が長く続くと、肌のバリア機能が低下して、アトピー性皮膚炎を発症する場合もあります。
発症する詳しい原因は未だ不明です。
アトピーの症状の特徴
- 肌のかさつき・ごわつき
- 肌の赤み
- 肌のかゆみ
- 皮膚が粉をふく(角質が剥がれる)
- 痛み など
体調が良いときは皮膚症状も軽くなり、体調が悪いときは皮膚症状も悪化するという特徴があります。
アトピーの対処法
基本のケアは、足りないバリア機能を補う保湿ケアです。
丁寧な保湿ケアを根気よく続けることで、アトピー性皮膚炎を快方に向かわせます。
こんな症状は病院へ!
スキンケアをしていても、かゆみや肌荒れが改善しないときは、一時的に薬が必要となります。皮膚科を受診しましょう。
アトピー性皮膚炎の人が使える保湿剤の処方もしてもらえます。かゆみが強い、肌状態が悪くなっているときは病院を受診しましょう。
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原因3.アレルギー(花粉症・ハウスダスト)
特定の場所や、特定の季節だけ症状がでる場合は、アレルギー反応の可能性があります。
季節性のアレルギー症状の代表として花粉症があげられます。空中を飛散する花粉の中にアレルギーを誘発するものがあると発症します。
通年性のアレルギーでは、ハウスダストやダニによって発症するハウスダストアレルギーもあります。
アレルギーの症状の特徴
- 目のかゆみ
- まぶたの腫れ
- 充血
- 落涙
- くしゃみや鼻水 など
アレルギーの対処法
まず、アレルギーの原因から、子どもを遠ざけてあげましょう。
その上で、保湿を行ってください。
しっかり保湿をすることで、肌のバリア機能が上がりアレルゲンの影響を受けにくくなることがあります。
花粉症の場合は、花粉を家に入れない工夫が必要です。
窓を開けない、家に入る前に衣類やカバンなどを叩いて花粉を落とす、外では、花粉対策用メガネを着用するなど工夫してみましょう。
ハウスダストアレルギーの場合は、寝具を清潔にして空気の入れ替え・部屋の清掃が必要です。
こんな症状は病院へ!
かゆみや落涙が強く日常生活に支障が出る場合、乾燥やかさつきが強くて痛みがある場合は、病院で薬をもらいましょう。
目の症状だけの場合は眼科へ。
鼻水やくしゃみを伴うときは小児科に行きましょう。
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原因4. ものもらい
ものもらいは、汚れた手で目の周りの皮膚を触ったりすと発症します。
まぶたにある皮脂腺や汗腺が細菌に感染して、腫れがでてきます。
ものもらいの症状の特徴
- まぶたの腫れ
- 目の中のごわつき・ゴロゴロ感
- 充血
- 目やに など
ものもらいの対処法
通常は自然治癒していきます。
ただし、風邪をひいていたり、体が疲れていたりすると免疫力が低く、なかなかよくなりません。
こんな症状は病院へ!
数日経っても腫れが引かない場合は、眼科を受診して治療薬をもらいましょう。
市販の塗り薬の使用について

市販の塗り薬を使用しても大丈夫でしょうか?

原因に合っているものであればよいのですが、自己判断で選ぶと、かえって悪化することもあります。
市販薬を使っていいかどうかは、腫れの原因によっても異なります。
例えばアトピー性皮膚炎の場合は、市販のスキンケアでは症状に合わないものも多いので、医師に相談をしてから使用しましょう。
市販薬を使った後に「肌状態に異常があった」「症状に変化がない」といった場合は、ただちに使用をやめて病院を受診しましょう。
登園・登校OKの目安

結膜炎などの感染症の場合は医師の指示に従ってください。
その他の病気の場合は、生活に支障がなければ行っても大丈夫でしょう。
目の腫れがによって視界が狭いために歩行がふらつく、危なっかしいという状態の場合は、お休みした方がよいでしょう。
感染症の可能性が高いケース
- 腫れが悪化している
- かゆみが強い
- 目やにが多く目が開かない
- 目やにを取ってもすぐに目やにが溜まる など
この症状がある場合は感染症の可能性が高いです。病院を受診しましょう。
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▼ 参考
“Dr.365”のこどもの病気相談室 著/白岡亮平(小学館)