【体験談あり】妊娠中の不安障害チェックリスト。対処法は?リラックス法も
公開日:2022-12-06
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妊娠してから急に不安になる…。
妊娠中の不安障害の対処法は?
「妊娠中の不安障害」についてお医者さんに聞きました。
不安障害のチェックリストや、不安な気持ちとの向き合い方もご紹介します。
赤ちゃんが心配で仕方ない…妊娠中の不安障害とは?
不安障害とは、日常を送れなくなるほど恐怖感を感じやすくなる病気です。
人や人の目線に恐怖を感じるため、家以外の場所や電車などが乗れず、外出が困難になります。
無理をすると
などが起こる場合もあります。
症状が重くなると鬱症状を同時に起こすこともあります。
妊娠中の不安障害は何がきっかけで発症するの?
妊娠中の不安障害が発症する原因
- 妊娠による人間関係の変化
- 相手家族や自分家族との関係の変化
- 急な婚姻
- つわりなどによる体調不良
- 仕事が続けられなくなったストレス
- 金銭的な不安
- パートナーへの不満
- 持病を持ちながらの妊娠
- 環境のストレス
妊娠中は、通常の悩みや不安に加え、急激な環境の変化、自分の体や赤ちゃんのことなど、妊娠特有の悩みや不安がプラスされることで発症しやすいです。
特に初産の場合は、「無事に生まれてくるのか」、「生まれた後に幸せにできるのか」、「子どもに障害があったらどうしたら良いのか」など、出産に対する将来的な不安にも陥りやすいです。
不安障害は妊娠によって体がどんな状態だと発症しやすい?
妊娠によってホルモンバランスが変化し、精神が乱れやすい状態に加え、
など、元々持っていた不安障害になりやすい要素があることで、発症しやすくなります。
不安障害が起こりやすくなる妊娠中の生活習慣
- 妊娠で大きく生活が変化した
- 仕事ができないことで引け目を感じている
- 夫が家にいないことが多い
- 一日中誰とも話さないで家にいる
- 趣味などの没頭できるものがない
- 将来的な不安ばかり感じている
- 妊娠したことで運動ができなくなった
- 妊娠による体調不良で寝たきり状態
- 上の子の世話で疲労が蓄積されている
など
上記のような生活習慣がある人は、気分が落ち込みやすく、不安障害の発症リスクが高いです。
「不安障害かも…」と思ったら、チェックリストで確認しよう
- 赤ちゃんへの影響を考えてしまい、治療薬を飲むことができない
- 赤ちゃんへの悪影響が心配で、何も食べることができない
- 妊娠や出産への不安で、不眠症になっている
- 「胎児が小さい」など、悪い検査結果が大きな精神的ダメージとなりやすい
- ネット情報ばかり気にして不安になるが、見るのをやめられない
- 一日中泣いていることがある
- 倦怠感が強く、起き上がれない日がある
- 「自分が産んでも幸せにできない」、「自分は母親になれない」など、不安が取り除けない
- 死にたい、消えたいなど思うことがある
不安障害はお腹の赤ちゃんに影響する?
影響は少ないと考えられています。
ただし、重度の場合は妊娠継続にリスクがある場合もあります。
栄養が送られていれば胎児への影響は少ないですが、重度の症状で強いストレスを受けていると、血管収縮を促し、切迫早産のリスクが上がる場合があります。
どうしたら楽になる?不安な気持ちとの付き合い方

対処法① 不安要素を書き出す
問題を書き出して、いつ解決するのか見てみると落ち着く場合もあります。
いつ解決するのかがわかれば、気持ちが安定しやすいですよ。
対処法② 誰かに不安な気持ちを話す
人に話すとスッキリすることも多いです。
パートナーに話したり、パートナーが原因の場合は友人に聞いてもらうのも良いでしょう。
誰も話す人がいないときは、自治体の精神カウンセラーや、ネットの相談窓口などを活用しましょう。
対処法③ 費用の不安は公的機関に相談
病院の費用に不安があるといった場合は、まず自治体に相談しましょう。
補助が使用できる場合もあります。
また、出産費用は病院によっても違います。
高い料金が必要なところから、低価格のところまであるので、比較して検討しましょう。
出産は一時金が国から補助される制度があり、全額負担ではありません。
制度を勉強して、使えるものは使いましょう。
将来的な見通しがついていると、ある程度気持ちも落ち着きますよ。
対処法④ 体を温めてリラックス
落ち込みやすいという人は、体を温めてみましょう。
温かいものを飲んだり、運動や入浴でリフレッシュしましょう。
体が冷えていると思考が低下して、気持ちも落ち込みやすいです。
対処法⑤ 外に出て気分を変える
家にこもっている人は、空気の良い公園を散歩する、好きな場所に行くなどして、日々を楽しむ気持ちを取り戻しましょう。
今いる場所から移動して、少しの時間でも環境を変えると、気持ちがリセットされますよ。
教えて先生!妊娠中の不安Q&A。元気な赤ちゃんは生まれる?

赤ちゃんに障がいがあるかどうか不安…
赤ちゃんの障害が気になるという人には、NIPT新型出生前診断という妊娠10週目からできる検査があります。
染色体異常を「陽性・陰性」で調べることができ、障害のリスクを調べることができます。
ただし、染色体異常ではわからない先天性疾患や発達障害もあり、全てのリスクがわかるわけではありません。
妊婦の血液で検査をおこなうので、流産リスクがありません。
保険適用外で、費用は10~20万円前後ですが、オプションで調べたい染色体・遺伝子異常を追加することができますが、費用は加算されます。
受ける前に遺伝子カウンセラーやかかりつけ医、そしてパートナーとよく相談しましょう。
陽性の場合、中絶の選択肢も出ますが、答えの出し方はそれぞれのご夫婦で違います。
陽性診断がでたら…
陽性診断後は確定診断といい、羊水をとって検査する場合が多いです。
こちらも保険適用外で、10~20万円前後となります。
出産時の痛みに耐えられるか不安…
今は麻酔を使った無痛分娩もあり、妊婦さんの気持ちに寄り添ったケアが受けられます。
もし不安がある場合は、かかりつけ医や助産師の方に相談してみましょう。
また、知識がないと、不安感で押しつぶされてしまう原因にもなります。
母親や出産を経験した知人に話を聞いたりしてみましょう。
経験者の話を聞くことで、不安を和らげることができますよ。
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情緒の乱れに対しての不安…
全てを完璧におこなうのは無理だと、ママとパパお互いが理解しましょう。
手を抜いても、元気に楽しく妊婦生活が送れる方が良いです。
出産後は新しい家族が増えて、さらに忙しくなります。
妊娠中から手の抜き方や、リフレッシュ法を考えて実践しておくと、赤ちゃんに笑顔が向けられる元気を養っておくことができますよ。
妊娠中はみんな不安。悩んだら誰かに話そう

かかりつけ医や助産師、看護師の人に話を聞いてもらいましょう。
また、ママになる前の教室などで、同じ時期に出産する妊婦さんとお話ができることも多いです。
心配がある人は、積極的に参加してみましょう。
妊娠中は、不安はつきものですが、同じ悩みを持つ妊婦さんや、気の知れた友人に悩みを話すことで、少しでも心が軽くなりますよ。
妊娠中の不安障害がつらい時、どこに相談する?
まずは、かかりつの産婦人科に相談すると良いでしょう。
不安が大きい方は精神科、心療内科を受診しましょう。
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