どうすれば?小学生の子どもの「ひどい癇癪」の対応。泣く・暴れるときは?|医師監修
公開日:2019-11-21
| 更新日:2023-07-20
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子どもがすぐ癇癪を起こして大変…。
親はどう対応すればいいの?
お医者さんに、小学生の子どもの癇癪への対応方法を聞きました。
先輩ママ・パパにも「癇癪がいつまで続いたのか」、「ママ・パパ自身がイライラしてしまったとき、どう解消したのか」も聞いたので、ぜひ参考にしてください。
小学生の子どもの癇癪がひどい…

癇癪をおこすと手がつけられなくなる子どもに悩まされるママ・パパ多数…。
思い通りにならないと…
自分のイメージ通りに物事が進まないと、物をぐちゃぐちゃにしたり、地団駄を踏む。
他の人が手伝うと、「自分でやりたかった」とさらに癇癪をおこすので手も出せずイライラ。
(6歳の男の子と小学6年生の女の子のママ)
内弁慶!家で爆発する不満
娘が癇癪を起こすのは、小学校で嫌なことがあったときです。
親には意見をしっかり言うことができる娘ですが、学校ではなかなか言えないようで・・・。
家に帰ってきてから癇癪を起こします。
(小学5年生の女の子のママ)
学校で溜めたストレスが、家で大爆発!
ところかまわずギャン泣き
小学校上がりたての頃に、デパートのフードコートにいて、ファストフードのお店で持ち帰りを頼んだところ、どうしてもそれが今すぐ食べたいと言って聞かずギャン泣き。
なだめても、子どもは聞かず。
近くにいたご婦人に、「そんなに泣かせて!」と私が厳しく叱られました。
(小学6年生の子のママ)
外で思いっきり暴れられると、「こっちが泣きたいよ・・・」と途方にくれることもあります。
小学生の子どもが癇癪をおこす原因
小学生の子どもは、「自分の気持ちをうまく言葉に表現できず、気持ちへの対処の仕方も十分にうまくできない」という心理的な発達の途上にあります。
癇癪を起こすきっかけは子どもによってさまざまですが、決して反抗しているだけではありません。子ども自身が自分の気持ちをどうすることもできないという葛藤の表れでもあります。
「癇癪は、成長のステップの1つ」と考え、子どもの意思を押さえつけたりせずに、広い心で受け止めましょう。
癇癪がひどいのは親のせい?
癇癪は子ども自身のフラストレーションが原因であることも多く、一概に親のせいとは言いきれません。
癇癪の原因としては
- 子ども自身が「親に自分の気持ちに気づいてほしい」
- 子ども自身が「自分の気持ちを言葉で伝えられない」
- 子ども自身が「イライラをコントロールできず、混乱している」
- 親が子どもに対して「指示する・注意する・叱る頻度が高い」
といったことが挙げられます。
子どもの癇癪への対応方法

まずは、いったん癇癪がおさまるまで待ってみましょう。
癇癪がおさまり、子どもが状況について話せそうであれば、ゆっくり話を聞いてあげましょう。
癇癪は子どもがその気持ちを発散している過程です。イライラすること、嫌な気持ちになること自体は、悪いことではありません。
癇癪を起こしたときに、物や人に当たるのではなく、別の方法で気持ちを伝えたり発散したりできる方法を見つけられるように、子どもと一緒に話しあえるといいですね。
「思い通りにならなくて癇癪をおこした」ときの対応例
自分の気持ちを言葉で親に伝える方法を親子で一緒に考えてみましょう。
例えば、「自分のイメージ通りに進まなかったとき」に癇癪を起した子どもの例であれば、次に作業をする前に、言葉で親に自分の気持ちを伝える方法について一緒に考えてみましょう。
「僕、これは自分でやりたいから、ママはやらないでね」といった具合に、子ども自身が自分の気持ちを言葉で伝えられるようになるといいですよね。
「ルールを守れず、癇癪を起こした」ときの対応例
一度ルールを決めたら、癇癪を起しても振り向いたり声をかけたりせず、取り合わないようにしましょう。
「ゲームがしたいのに宿題をしなければならない」「ほしいおもちゃがあったのに買ってもらえない」など、子どもの要求が許されなかったときや、ルールを守れずに癇癪を起こしている場合は、癇癪が親の注意を引こうとする目的になってしまっているかもしれません。
そんなとき、癇癪に対してさらに怒ったり、親がイライラしたり、子どもの要求に少しでも応じてしまうと、さらに癇癪がひどくなることがあります。
「イライラが治まらず、どうしようもない癇癪」の対応例
叩いてもいいクッション、パンチングバルーンなどの“発散グッズ”を用意しておくのもいいでしょう。
先輩ママの癇癪の対応方法
先輩ママ・パパが実践していた、子どもの癇癪への対処法を紹介します。
STEP1.落ち着くまでそっと見守る
癇癪中に何を言っても聞かないしどうにもならないので、ひとしきり暴れさせてから、抱っこやお膝に座らせて「ちょっとお話しようか」といいます。
しばらくは体を擦ったり、トントンしたりと、落ち着きを取り戻すまでひたすら待ちました。
(小学3年生の女の子のママ)
子どもが暴れている間は、「安全は確保しつつ、落ち着くまで待つ」という対処をとるママ・パパがほとんどです。
STEP2.抱きしめて落ち着かせる
とりあえず抱きしめます。
それから大丈夫、大丈夫。と声をかけています。時間をかけるとおちつくみたいです。
(0歳の女の子と、5歳と小学2年生の男の子のママ)
背中をさすってあげたり、手を握ってあげてもいいですね
STEP3.子どもの気持ちを肯定する
最近学びました。
一旦親も怒るのをやめて、子供を抱きしめてみます。
そして「こうしたかったんだよね。お母さん、ちゃんと○○ちゃんの気持ちはわかってるよ」と肯定してあげると、うんうんと頷きながら落ち着いてくれるようになりました。
(小学1年生の女の子のママ)
頭ごなしに叱ったり、否定したりするのではなく、一度子どもの気持ちに寄り添ってあげましょう。
子どもが悪い場合でも、落ち着いた後に、どうして悪いのかを伝えてあげるといいですよ。
泣く・暴れるときはどう対応する?
周りの安全を確認したうえで、落ち着くまでそっと見守ってあげましょう。
周りに壊れてはいけないものがないか、子どもや周囲の誰かの体が傷つくことがないかの確認をしたうえであれば、思いっきり泣いたり暴れたりしてもらってもいいと思います。
その間はそっと見守ってあげて、子どもが落ち着いたら、お話しをしてあげるといいでしょう。
子ども自身が、「嫌な気持ちになった時は、思いっきり家に帰って泣こう!」と嫌な気持ちへの対処法の1つとして理解できていたら、嫌な気持ちへの対処がうまくできていると捉えてあげましょう。
先輩ママにも、小学生の子どもが泣いたり暴れたりしたと、どう対応していたか、聞いてみました。
1.落ち着くまで近くで見守る
特に入学したはじめの頃、癇癪がとてもひどくて苦労しました。
私の取った対処法は、癇癪を起こした時、まずは「そっとしておく」ということです。
無視ではなく、「落ち着いたら話そう」と声をかけ、それ以上は何も言わないようにしていました。
(小学2年生の女の子のママ)
2.子どもの気持に共感する
「嫌なんだね」とか「悲しいね」など共感するような言葉をかけるようにして、落ち着くまでそばで見守るようにしました。
(小学5年生の男の子のママ)
3.癇癪をおこした理由を聞く
「何に腹を立てているのか、何がそんなに悲しいのか」話してくれたら、できれば手を握ってあげたり、抱っこできそうなら抱っこしてあげる。
可能な限り安心できる雰囲気を作ってあげる。
(5歳の女の子と小学3年生の男の子のママ)
4.アドバイスをする
話ができる状況になったら、本人を気持ちを聞き出してあげて、「そういう時はこうすればいいんだよ」とか、「こう伝えれば分かるよ」とか、次につながるアドバイスをする。
「美味しいね」「楽しいね」「嫌だったね」等々、普段から子どもと気持ちを言葉にする会話を心がけると、癇癪も成長とともに減ってくるように思う。
(小学6年生の双子と高校3年生の男の子のママ)
子どもの癇癪、いつまで続く?
小学生の子どもの癇癪は「いつ終わったのか」を聞いてみると…。

(アンケート:「小学生の子どもの癇癪はいつまで続いた?」ママ・パパ50人に聞きました)
癇癪のピークは小学校低学年くらいまで。
小学校中学年~高学年になると、「だんだん落ち着いてきた」というケースが多いです。
ママ・パパ自身の「イライラ解消方法」

癇癪を起こしている子どもをみると、「こっちまでイライラしちゃう」ということも多いですよね。
子どもに落ち着いて接するために、ママ・パパ自身が心に余裕をもつことも大事です。
先輩ママ・パパがおすすめする、ストレス解消法3つご紹介します。
小学校のママ友と話す!
ママ友と子どもの愚痴を語り合うことです。
同じ悩みを共有できるママ友だと自分だけじゃないと励まされ、気が楽になります。
(小学5年生の男の子のママ)
言葉にするだけでもスッキリします。
あんなにイライラしたはずの子どもの癇癪も、笑い話になるかもしれませんよ。
1人の時間をつくる
どうしてもストレスを溜めてしまいがちになるので、一人になる時間を作ります。
学校に行っている時間にカフェでリラックスするとか、一人カラオケで熱唱するとか、一人映画に行ってストーリーに没頭するとか。楽しいことをします。
(小学6年生の子のママ)
子どもと別の部屋に行って音楽を聞いたり、子どもに内緒でちょっと高いお菓子を食べたり。うまく気持ちを切り替える時間が必要です。
体を動かして気分転換!
私は身体を動かす事が好きなのでランニングや、ジムで身体を鍛えてイライラした際は解消を行います。
(7歳の男の子のママ)
癇癪は、子どもが成長している証でもあります。
子どもが癇癪を起こしたときは、1回深呼吸をしてからじっくり子どもと向き合ってあげましょう。
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